【CEATEC JAPAN 2005レポート Vol.9】レコーダーやパソコン用ドライブが大量出展!?――次世代光ディスク戦争 Blu-rayディスク陣営編
2005年10月4日
BDの普及促進を目指す業界団体“ブルーレイディスクアソシエーション”の展示ブース
今回のCEATEC JAPAN 2005で大いに注目を集めているのが、Blu-rayディスク(BD)陣営対HD DVD陣営による次世代光ディスク戦争である。両陣営とも独自ブースを設営して自陣営のアピールを行なっていたほか、参入メーカーが自社ブースでさまざまな機器を展示している。まずはBD陣営の出展物を紹介しよう。
松下電器、(株)日立製作所、パイオニア(株)、フィリップスなどのドライブ装置メーカーは、パソコン用の記録型BDドライブや、その核となるピックアップユニットなどを出展していた。BDはDVDやCD-ROM/Rとは波長の大きく異なる青色レーザーを使うため、今年1月に米国ラスベガスにて開催された“2005 International CES”の時点では、パイオニアのドライブなどでは1つのピックアップユニットでBDとDVDの記録と再生は行なえるものの、CDの記録/再生ができず、商品化を視野に入れた場合のネックとなっていた。しかし今回のCEATECでは、松下電器や日立がBD/DVD/CDの記録再生が可能なピックアップと搭載ドライブを出展。商品化に向けた課題がクリアされていることを示した。
またドライブ装置メーカーではないが、米ヒューレット・パッカード(HP)社のWindows XP Media Center Edition搭載パソコンに記録型BDドライブを搭載した、こちらも今にも商品化されそうなデモ機や、米シグマ・デザイン社の1チップBDプレーヤープロセッサー“SMP8634”も出展されていた。SMP8634はH.264やVC-1、MPEGのデコード機能と7.1chオーディオデコードなどを核に、PCIインターフェースやメモリーコントローラーを内蔵したシステムオンチップで、チップと搭載ボードのリファレンスデザインをOEM先に供給するとしている。展示ではパソコン用のPCI拡張カード型や、家電向けの組み込みボードが展示されていた。