同社は特別な眼鏡なしで立体表示を可能とする3D対応液晶に注力し、昨年1月にも3D対応液晶を搭載するノートパソコン『PC-RD1-3D』を発表している。今回発表されたPC-AL3DHは、ハードウェアスペックを強化すると同時に、薄型軽量のALシリーズのボディーを採用した点と、新しく市販のDVDソフトを3D表示化するプレーヤーソフト『TriDef DVD Player』を搭載した点を特徴としている。
TriDef DVD Playerは米Dynamic Digital Depth社が開発したソフトウェアで、2DのDVDビデオ映像をリアルタイムで疑似3D表示に変換し、再生を行なう機能を持つ。3D表示向けに作成されたビデオ映像以外でも3D表示にできるこのソフトの登場で、コンテンツを選ばず3D対応液晶のメリットを遺憾なく発揮できるようになった。3D表示と2D表示の切り替えは、キーボード左上のボタンでワンタッチに切り替えられる。
またDirect3DやOpen GLを使用する3Dゲームを3D表示化する“NVIDIA 3D Stereo”機能に対応したビデオドライバーも搭載しているので、3Dゲームを自動的に3D表示させることも可能となっている(ボタンによる切り替えには対応しない)。ただしあらゆる3Dゲームに対応しているわけではなく、たとえば『ファイナルファンタジーXI』は3D表示にできないとのこと。そのほかにも以下のような3D関連ソフトウェアが付属している。
熱帯魚観賞ソフト : AQUAZONE 水中庭園 for SHARP
3D静止画閲覧 : TriDef Photo Viewer
3D静止画作成・閲覧 : SHARPスマートステレオフォトエディター
研究向け汎用3D可視化ソフト : Amira(試用版)
スクリーンセーバー : SHARP 3Dスクリーンセーバー/3Dスクリーンセーバー
3Dゲームを快適に動作させるには強力なパフォーマンスが必要ということで、本機は基本スペックも非常に充実している。CPUにはPentium M 750-1.86GHz、チップセットには最新のIntel 915PM Expressを採用。ビデオチップにもPCI Express接続の“GeForce Go 6600”(ビデオメモリー128MB)を内蔵する。加えてDDR2-533メモリーを標準で1GB搭載するなど、Pentium M搭載ノートパソコンとしては最上級のスペックを誇っている。OSにもWindows XP Professionalをプレインストールしているので、ビジネスユースにも十分な機能を持つ。